Unified CM システムは、通話管理レコード (CMR) と通話詳細レコード (CDR) を生成します。 通話品質のグレーディングは、CMR をサポートするエンドポイントに対してのみ実行できます。 CDR の情報は、通話を良好、許容可能、または不良として評価するために使用されます。

通話の採点には、次の用語が使用されます。

  • 隠蔽—音声およびその他すべてのデータは、パケットにまとめられて固定された最大容量で IP ネットワーク上を移動します。 このシステムでは、混雑時にデータ損失が発生しやすくなります。 隠蔽は、音声パケット ストリームのパケット損失の影響をマスクするために使用される、エンドポイントが作成した音声です。

  • 大幅な隠蔽時間 (SCS) - 大量の隠蔽 (50 ミリ秒以上) が観察された秒数。 観察される隠蔽が 50 ミリ秒または約 5% より大きい場合、音声品質が低下する可能性があります。

  • 重大な秘話秒率 (SCSR)—総通話時間に対する SCS の割合。

    SCSR(%)=(SCS/継続時間)*100

  • 長時間の通話: 20 秒以上の通話。

  • ショートコール: 20 秒未満の通話。

通話は SCSR の割合に基づいて等級分けされます。 ロングコールとショートコールの SCSR 割合は異なるしきい値を持ちます。 次の表は、SCSR 割合範囲に基づくコール グレードの詳細を示しています。

表 1. 通話グレードの説明

成績

SCSR しきい値

長距離通話の SCSR 範囲

ショート コール SCSR 範囲

正常

3% 未満

20% 未満

許容可能

3%-7%

20%-30%

低品質

7% 以上

30% 以上

10 秒間の通話の SCSR が 10% の場合、それは良好な品質です。

120 秒の通話の SCSR が 8% の場合、低品質です。

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CCUC 分析の詳細については、「Cisco Webex Cloud-Connected UC の分析」を参照してください。